相続手続きをしなかったらどうなる?リスクやそうなってしまう理由をご紹介します!

相続手続きをしなくても良いかお悩みの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は、相続手続きをしなかったらどうなるかをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□相続手続きをしなかった場合のリスクとは

不動産を相続したら、「相続登記」という手続きを行う必要があります。
これは義務に近いため、しなければなりません。
また、放置すると以下の3つのリスクがあります。

1つ目は、「権利関係が複雑になること」です。
相続登記をせずにいると、不動産の所有者があいまいになってしまうことがあります。
これは混乱に繋がるだけでなく、「第三者に所有権を奪われる」というリスクにもつながります。

2つ目は、「相続登記しないとペナルティがあるかもしれないこと」です。
今のところはペナルティはないですが、2024年に相続登記が義務化されるように法律が改正されます。

3つ目は、「相続登記せずに空き家を放置していると、様々なデメリットが発生すること」です。
空き家の管理を怠っていると、家の尊家などが起こり、他人に迷惑をかけてしまうおそれがあります。
その場合損害賠償を請求されるため、管理は必ずするようにしましょう。
また、管理を怠り「特定空き家」に指定されると、高額な固定資産税が課せられます。

□相続手続きをしない人がいる理由とは

以上のように、相続手続きをしないことは様々なデメリットをもたらします。
一方で、相続登記しない人がいることも事実です。
そこで、相続手続きをしない人がいる理由をご紹介します。

1つ目は、手が回らないことです。
私生活が忙しいと、手続きが多く時間のかかる相続登記は放置されてしまうケースがあります。

2つ目は、相続したものの価値より手続きにかかるコストが大きくなってしまうことです。
不動産に価値がないと診断された場合、このようなケースになることもあります。

3つ目は、相続人が相続権に気付いていないことです。
勘違いや、遺産があることを知らない場合は、このケースに陥ってしまうことがあります。

以上のような理由で、相続手続きを行っていない人は多いです。
しかし、相続登記をしないことは、かえってデメリットが多くなってしまいます。

□まとめ

今回は、「相続登記をしないことのリスク」と、「相続手続きが放置されてしまう理由」をご紹介しました。
確かに、相続手続きは手間と時間がかかり、大変です。
しかし、手続きの放棄は様々なデメリットを生むため必ず行うようにしましょう。
相続に関してお悩みの方はぜひ当社にご相談ください。