空き家の固定資産税を支払わないとどうなる?リスクや対策を解説します!

固定資産税を放置してしまった場合の対処は知っているでしょうか。
実は、想像以上に重いペナルティが課せられます。
今回は、「固定資産税を放置することの2つの危険性」と「固定資産税が支払えない際の対策」をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□固定資産税を放置することによる2つの危険性について

1つ目は、「延滞金」です。
この延滞金は、請求されていた金額から算出されます。
延滞金は、支払い期限をすぎるほど大きくなります。
そのため、忘れていた場合は早急に対応する必要があります。

2つ目は、「差し押さえ」です。
支払いの延滞は、結果として「滞納処分」につながります。
この延滞処分が「差し押さえ」です。
差し押さえの対象は以下の通りです。
・住宅などの資産
・預金
・給料

注意が必要なのが、税金の滞納による差し押さえは、民間金融機関からの借金と異なり、裁判なしで行われることです。
差し押さえは税金の完済までは毎月行われますし、会社にも通知されます。

以上のように、固定資産税の支払いの放置は大きな損害となります。
忘れていた場合もすぐに支払うようにしましょう。
また、もし支払えなくなってしまった場合は、地域の役所に相談するのも良いでしょう。

□固定資産税が支払えない場合の対策を2つご紹介します

1つ目は、住宅を売却することです。
固定資産税の滞納により住宅が差し押さえられてしまう前に、住宅を売却してしまうのも1つの手です。
支払いをどうしてもできない場合は、検討しても良いでしょう。

2つ目は、役所に相談することです。
支払いが厳しいと感じたら、すぐに役所の窓口に相談しに行きましょう。
早めに対応することで、より厳しい状況に陥ることを防げます。

ここで、役所の対応は以下の3つになります。
・分納
・減免
・換価の猶予

分納は、分けて返済することです。
まとめて返済できない際に分納になる場合もあります。
減免は、返済額を減らしてもらうことで、事情次第では検討してもらえます。
換価の猶予とは、差し押さえの猶予です。

以上のような対応をしてもらうには、なにより役所に相談することが重要です。
役所で状況をしっかり伝えるようにしましょう。

□まとめ

今回は、「固定資産税の支払いを放置するとどうなるか」と、「固定資産税が支払えないときの対策」をご紹介しました。
固定資産税の延滞のデメリットは想像以上に大きいので、役所で相談するといった対策を早めに行いましょう。
不動産についてお悩みの方はぜひ当社にご相談ください。