放置している空き家の管理はどこまでが義務?雑草対策もあわせてご紹介!

放置している空き家の管理に困っている方はいませんか。
不法投棄されたり、ゴミや雑草で汚くなってしまったりすることもあるでしょう。
今回は空き家の管理はどこまでが義務なのかについて、草刈りの観点からご紹介します。
手入れ方法についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

□空き家の管理はどこまでが義務?

空き家の管理はどこまでが義務なのでしょうか。
草刈りの観点から言うと、努力義務という認識で問題ないでしょう。
実際、法的に草刈りが義務化されているわけではありません。

しかし、自治体によっては雑草除去に関する条例を設けている場合があり、放置していれば指導を受ける可能性もあります。
また、雑草をそのままにしていると景観を損ねるだけでなく、花粉や害虫が発生します。
これらの被害により近隣の方々に迷惑をかけ、法的措置をとられる可能性もあります。

そうならないためにも、所有する空き地は定期的にチェックして草刈りをしましょう。
そうすることで、近隣に迷惑をかけないだけでなく、不法投棄といった他の問題を避けられます。

□空き家の雑草を放置しないために!対策をご紹介します!

ここからは、雑草対策についてご紹介します。
まず、抜いたり刈ったりするだけでは不十分です。
除草剤もしっかりと撒きましょう。

除草剤は根からも雑草を枯らしてくれます。
液タイプをはじめ、さまざまな種類があります。
種子を枯らすためには、粒状の土壌処理型除草剤を使う必要があります。
除草剤は敷地内だけに撒いたつもりでも、周囲まで影響を及ぼす可能性があるので注意しましょう。

次に、防草シートで地面を覆いましょう。
除草剤を使っても完璧に防ぐことは難しいです。
その理由としては、外部から飛んできた種子が根付くからです。
それを防ぐために、防草シートを被せておく必要があります。

それと同じ目的で地面をコンクリートで塗装するのも1つの手です。
防草シートの場合は砂利を敷いて風に飛ばされないようにする必要がありますが、コンクリートの塗装の場合はそのような心配も必要ありません。
ただし、劣化によるひび割れには気をつけましょう。

□まとめ

この記事では、空き家の管理はどこまでが義務か、そして雑草対策について解説しました。
空き家の管理の一環として草刈りは必要でしょう。
しっかりと手入れしておくことで、管理していることの証明にもなります。
自分にできそうなものから少しずつ取り組むことで、無理なく続けられるでしょう。