空き家の増加する原因とは?空き家が増加することで発生する問題点を紹介します!
空き家は年々増加する傾向にあります。
これにはいくつかの原因が存在します。
そして、増加する空き家はどのような影響を与えるのでしょうか。
また、どのような問題点が発生するのでしょうか。
そこで今回は、空き家が増加する原因と空き家が増加することで発生する問題点を紹介します。
□空き家が増加する原因には何があるのか?
1つ目は、少子高齢化が進んだためです。
少子高齢化により人口は減少しています。
これにより、総住宅数が総世帯数を上回っていることが原因です。
また、平均寿命が上昇し、介護施設の利用者数の増加に伴い空き家の割合も増加しました。
さらに、核家族化によって家に戻る人がいないという事態が起きています。
2つ目は、固定資産税を減額するためです。
所有している空き家にも固定資産税が発生しています。
この固定資産税は建物が立っている場合は6分の1に減額されます。
一方、建物を取り壊すと減額されなくなるので、節税対策として放置された空き家が増えています。
3つ目は、新たな住宅が増え続けているためです。
日本人は特に新築住宅を好む傾向にあります。
さらに、住宅を提供する側としては新築住宅を売る方の利益が大きいため、新築住宅が増え続けています。
□空き家が増加することで発生する問題点とは?
1つ目は、土地と建物の利用機会を逃している点です。
空き地の価値ある立地が利用されていないというケースがあります。
これを有効活用できれば経済活動や地域活性化できる可能性があるでしょう。
2つ目は、周辺地域へ悪い影響を与えている点です。
放置され続けた空き家は老朽化により景観を悪化させたり、近隣住宅へ迷惑をかけたりするケースがあります。
近隣への迷惑は、放置された庭の雑草や害虫の繁殖により被害が出ることです。
3つ目は、犯罪リスクが増加している点です。
空き家のスペースに不法侵入される場合があります。
犯人にとっては人目の少ない空き家は都合の良い隠れ家として利用されるケースがあります。
これは、近隣住民に被害を及ぼす可能性があるので空き家を放置しないようにしましょう。
□まとめ
空き家が増加する原因は、少子高齢化や固定資産税対策、住宅が増え続けていることです。
発生する問題点は、土地と建物の機会損失や近所に迷惑をかけていること、犯罪リスクの増加です。
当社は、不動産である空き家を売却する仲介を取り扱っています。
不動産のことで何かお困りの際は、お気軽にご相談ください。