空き家で起こるトラブルと空き家の倒壊事例について紹介します!
空き家を放置すると近所に迷惑をかけるだけではなく、いくつかの危険とトラブルの原因になります。
放置することで起こる危険性について知っておきたいですよね。
この記事では、空き家を放置することで起こる危険とトラブル、空き家の倒壊事例について紹介します。
□空き家を放置することで起こる危険とトラブルについて
1つ目は、耐震性が低いことが原因で倒壊する危険性です。
国内の空き家の7割は、震度5程の地震に耐える住宅の旧耐震基準によって建造されています。
震度5よりも大きい地震が発生すると倒壊しやすいため、近隣に迷惑をかける原因になります。
2つ目は、老朽化する速度が上がることです。
老朽化する原因の1つは、湿気です。
空き家の放置によって人の出入りが少なくなることで空気の入れ替えがされず、湿気によって腐食してしまうことがあります。
また、埃・カビ・虫の繁殖などが、老朽化する速度を上げる原因になります。
3つ目は、空き家が犯罪行為で活用されたり、侵入者を招いたりする結果になることです。
空き家を放置することで都合の良いように使用されるケースが存在します。
このような状態は、近隣に迷惑をかけることに繋がります。
4つ目は、経過年数とともに資産価値が低下することです。
時間の経過とともに老朽化が進むため、今が最も家の価値が高いといえるでしょう。
木造住宅の場合は、築10年経過すると資産価値が半分になり、築15年が過ぎてから資産価値が減少する確率は緩やかになります。
5つ目は、空き家を使用していなくても固定資産税を支払わないといけないことです。
土地を所有しているだけで税金を支払う義務が発生します。
6つ目は、管理不足による特別空き家に認定されることです。
行政が倒壊の危険性や衛生上の有害性があると、第三者に危害を及ぼす場合に認定を受けます。
認定された場合は、行政からの指導や助言によって改善するようにしましょう。
□空き家の倒壊事例について
壁材や下地材の劣化が原因で外壁が崩れ落ちることです。
2階の壁や屋根が落下するケースがあります。
自然災害によって、部材が飛ばされて倒壊の危険性が高まります。
□まとめ
空き家を放置することで起こる危険やトラブルは、耐震性の低さと老朽化が進むことです。
また、知らない間に犯罪に関与していることやゴミにより近隣に迷惑をかけることがあります。
空き家は老朽化によって壁や屋根に剥がれが生じることで、倒壊するという事例があります。