実家の名義変更の手順とは？名義変更する時に注意することを紹介します！

実家を名義変更するにはいくつかの手順があります。
この手順を知っておくことでスムーズな名義変更ができるでしょう。
また、名義変更する時に注意するべきことがあります。
そこで今回は、実家の名義変更の手続きの手順と実家を名義変更して相続する時の注意点について紹介します。

□実家の名義変更の手続きの手順とは？

・誰が実家を相続するか決める
名義変更する時は、初めに誰が実家を相続するか決める必要があります。
そして、実家を相続する人の決め方には2つあります。

1つ目は、被相続人が遺した遺言書に従って相続する人を決める方法です。
遺言書は相続する人や割合に大きく影響を与えるので、遺言書の有無を確認することが大切です。

2つ目は、遺産分割協議書を作成することです。
遺産分割協議書を作成する際に、相続人全員の話し合いで誰が実家を相続するかを決めます。

・必要な書類を集めておく
実家を相続する人が決まった場合は、実家の名義変更の登録に必要な書類を集めます。
この作業は実家の相続を決める作業と同時に進められるので、早めに用意しておくと良いでしょう。

・法務局で登記申請をする
これらの作業が終わった場合は、実家の不動産を管轄している法務局で登記申請します。
この時の登記申請は郵送でも可能ですが、自分で申請する場合は法務局に直接窓口で申請することをおすすめします。
理由としては、窓口で不備が見つかった場合にその場で修正できるからです。
また、申請の際に分からない箇所や相談がある場合は事前に連絡してから法務局へ出向くと良いでしょう。

□実家を名義変更して相続する時の注意点とは？

1つ目は、相続税の支払いにより実家を売却せざるを得ないケースです。
相続税は現金で支払わないといけません。
そのため、高額な相続税が発生した時に現金を用意できないと実家を売却せざるを得ません。

2つ目は、遺族間でトラブルが起きることです。
誰が実家を相続するかしっかりと決めておかないとトラブルの原因になります。
相続が発生する前に決めておくと未然にトラブルを防げるでしょう。

3つ目は、共有名義によるトラブルが起きることです。
実家の相続人が複数の場合は、活用方法が難しくトラブルになるケースがあります。
なるべく実家を共有名義にすることを避けるようにしましょう。

□まとめ

実家の名義変更の手続きは、実家を相続する人を決めて作成した必要書類を法務局に提出することで完了します。
名義変更する時は、相続税の確認や遺族間のトラブルに注意しましょう。
当社は、不動産を売却する時の仲介に対応しますのでお気軽にご相談ください。