空き家を所有されている方必見の雑草対策をご紹介します

空き家に広がる雑草は、景観を損ねるだけでなく様々な面で悪影響を及ぼします。

しかし、雑草を抜くというのは体勢もしんどく、非常に手間のかかる作業です。
そのため、ついサボりがちになってしまうのではないでしょうか。
今回は、空き家の雑草を放置するデメリットと有効な雑草対策をご紹介します。

□空き家の雑草を放置するデメリットは?

植物が成長しやすい季節では、ほんの1週間放置しただけでも雑草が一面に生い茂ってしまいます。
その状態で放置すると、様々なリスクが生じることになります。

1.雑草が繁殖する
雑草の繁殖が空き家内だけにとどまらず、周辺の住宅にまで種子が飛散してしまうことも十分に考えられます。

2.害虫被害に遭う
雑草を放置すると、次第に蚊やダニといった害虫が大量に発生するようになります。

3.ゴミが不法投棄される
生い茂った雑草が目隠しの役割となり、ゴミを不法投棄される被害に遭いやすくなります。

4.放火される
枯れ草となった雑草は延焼しやすいため、放火されたり煙草の吸殻から引火したりするとあっという間に火が回ってしまいます。

□空き家に有効な雑草対策

*草刈り・草むしりをする

雑草の対策として1番はじめに思いつくのが、草刈り・草むしりでしょう。
根っこが残っていると、またそこから芽を出して生い茂ってしまうため、カマを使用して根っこから引き抜くことを意識しましょう。
また、はじめに水をまいておくと土が柔らかくなり雑草が抜けやすくなるため、効率的に行えます。

*防草シートを使う

防草シートとは、日光を当たらないようにすることで光合成を妨げ、雑草の繁殖を防ぐツールです。
防草シートを選ぶ際は、遮光性が高く水はけの良いものを選ぶようにしましょう。
不透水性の防草シートでは、カビが発生する可能性があります。
また、耐久性の低いものだと頻繁に敷き替えなければならないため、耐用年数の確認をすることも大切です。

*除草剤を撒く

除草剤にはいくつか種類がありますが、今生えている雑草を枯らしたいときは「茎葉処理型」と呼ばれるものを、今後生えてくる雑草をなくしたいときは「土壌処理型」と呼ばれるものを使用します。
また、「ハイブリット」という種類の除草剤は茎葉処理型と土壌処理型の両方の効果が得られます。

これら3つの雑草対策は、一度するだけでずっと効果が続くものではありません。
お手入れの回数や負担を減らすための対策であると思っておきましょう。

□まとめ

今回は、空き家の雑草を放置するデメリットと有効な雑草対策をご紹介しました。
空き家の雑草を放置していると、犯罪やトラブルに巻き込まれるリスクが高くなります。
そのため、早いうちに対策をとるようにしましょう。