家の築年数による売却相場や高く売るコツをご紹介します!

築年数が経っている家を売却したいとお考えの方は意外と多いです。
そこで今回は、「築年数が経った家でも高く売るためのコツ」をご紹介します。
また、「築年数による売却相場」もご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

□築年数による売却相場をご紹介します!

一戸建て住宅は、築年数が経つほど価値が下落します。
一戸建て住宅の価格は、「土地価格」と「建物価格」で構成されます。
このうち「土地年数」はあまり変動しません。

一方で「建物価格」は築年数により下落し、これが一戸建ての住宅の価格が下落する要因です。
一般的には、20年で価値がなくなるとされています。
では、どのように下落するのでしょうか。

築11年~20年では、価値はゆっくり下落します。
これはもちろん建物の劣化度合いに応じて下落するのですが、近年の技術の向上により、20年以内に取り壊される建物は少なくなってきています。

しかし、築年数が20年を超えると、価値は0になると言われています。
木造住宅の法定耐用年数が22年であることが、価値がほぼ0になる理由です。
この年数は実際に住むことができる年数とはズレがありますが、価値が0になってしまうことは避けられません。

□築年数がたった家でも高く売るコツ

1つ目は、「買取保証」を利用することです。
中古受託の買取りは、「買取保証」と「即時買取」に分けられます。
「即時買取」は、不動産会社がすぐに住宅を買い取ることです。

一方で「買取保証」とは、不動産会社に最初は売買契約の「仲介」をしてもらい、一定期間で契約が成立しなかった場合、不動産会社に「買取」をしてもらうことです。
一般に、「仲介」による買取りのほうが、買取価格が高くなります。
そのため、買取保証がおすすめです。

2つ目は、「住宅需要が高いシーズンに買取依頼すること」です。
不動産取引は、一般に1月~3月によく行われます。
これは、4月に転勤や新生活があるためです。

また、1月~3月は需要が高まるだけでなく、不動産会社の買取価格も上昇します。
可能であれば、1月~3月に買取依頼をするようにしましょう。

□まとめ

今回は、「築年数による売却相場」と、「築年数が経った家でも高く売るコツ」をご紹介しました。
大抵、20年で価値は0になってしまいます。
これは、木造住宅は22年が法定耐用年数となっているためでした。
売るときは、「買取シーズンに売却依頼をする」「即時買取ではなく買取保証を使う」を覚えておきましょう。