空き家をそのままにしておくと?空き家を早く売却する方法について紹介します!

「相続した空き家をそのまま持っているけれど、売却したい。」
「使用しない空き家を売却したいけれど、売れるのか心配。」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか。
そこで今回は「空き家をそのまま放置するデメリット」、「10年以上空き家の状態でも売却できるのか」について紹介します。

□空き家をそのまま放置するデメリットとは?

空き家は維持費や管理費などのコストが掛かります。

1.資産価値の低下

空き家は時間の経過とともに劣化が進むので、それに伴い資産価値が低下します。
さらに、誰も住んでいない状態の住居は、換気されないことで劣化速度が加速します。
そのため、さらに老朽化が進むので価値はどんどん低下します。

2.近隣トラブル

老朽化の進んだ空き家は、倒壊や災害によって近隣に迷惑をかけることがあります。
このような場合の責任はもちろん管理者にあるので、賠償が請求されてトラブルになる可能性があります。

3.税金が掛かる

空き家であっても、固定資産税を支払う必要があります。
さらに、空き家の管理が滞っている場合は特定空き家という指定を受けることがあります。
そして、この特定空き家に指定されると税金面での優遇措置がなくなり、通常の6倍程度の税金が課せられることがあります。

□10年以上空き家の状態でも売却できるのか?

空き家の状態が10年以上経過している場合に売却できるのでしょうか。
結論から言いますと、状態によっては売却できます。
それでは、空き家の状態が10年以上経過している家を売却することについて紹介します。

・10年以上空き家の状態でも売却できるケース

このケースは、劣化が進んでいない状態であることや空き家が好立地な場所にあるという条件が必要です。
これは、10年以上空き家の状態でも、購入したいと思われる必要があるためです。

・解体費用分の減額請求があるかも

10年以上空き家となっているものはほとんどの場合劣化が進んでおり、取り壊して新しい家を建てるために購入を考えられています。
そして、そんな方は解体費用が別途かかることがネックとなるため、解体費用を減額交渉されるかもしれません。

□まとめ

空き家をそのまま放置するデメリットは、そのまま所有していても資産価値が下がることです。
さらに、近隣トラブルや税金が高くなるというリスクがあります。
10年以上放置された空き家は、劣化状況によって売却できるかどうか変わります。
空き家をそのまま持っているだけでも出費が掛かるので、早めに手を打つことがおすすめです。
当社は不動産仲介に対応するのでお気軽にご相談ください。