家を更地にする費用はどれくらい？更地にした後にかかる費用についてもご紹介します！

「家が老朽化しているので、更地にしてしまうか迷っている」
このようにお考えでも、更地にしてよいか分からない、メリットがあるなら知りたい、という方は多いでしょう。
今回は、「家を更地にするためにかかる費用の相場」と、「更地にして売却した方が良いケース」をご紹介します。

□家を更地にするときにかかる費用

大まかな目安として、家を更地にするときの費用は取壊しのみで90～150万円程度になります。
また、日本に多い木造住宅の場合、建物解体のみ費用は約100万円です。
ここからは、解体費用の構成要素をご紹介します。

まず、1坪あたりの解体費用は、以下のようになっています。
・木造：3万円
・鉄骨造：4万円
・ＲＣ造：5万円
なお、建物の構造によってもちろん解体費用は変わります。

次に、「付帯工事」についてご紹介します。
付帯工事とは、住宅以外の解体費用のことです。

具体的な相場は、以下の通りです。
・植物撤去：5000円～3万円
・駐車場撤去：6万円/1台
・ブロック塀撤去：5000円～1万円/1平方メートル
・倉庫や物置の撤去：2~3万円
付帯費用を忘れずに見積もらないと、想像以上に解体費用がかかるということに繋がります。

また、「廃材の量」も費用に加算されます。
1立方メートルあたり、廃棄材ごとに以下の価格がかかります。
・コンクリート：5000円
・木くず：5000円
・石膏ボード：15000円
・タイル：25000円
その他には、「重機が入れるか」「解体にかかる時間」も費用に影響します。

□更地にして売却した方が良い2つのケースをご紹介します！

1つ目は、「空き家維持が難しい場合」です。
空き家は管理しないとトラブルに発展します。
そのため、月に1度くらいのペースで訪問し管理する必要があります。

しかし、時間が取れない方もいらっしゃいます。
その場合は、更地にして早期売却を目指したほうが良いでしょう。

2つ目は、「建物の老朽化が進んでいたり、耐震性が低かったりする場合」です。
建物の老朽化が進んでいる場合、更地のほうが高く売却できる可能性が高いです。
また、日本において、耐震性は非常に重要なポイントです。
この場合も、更地にしたほうが良いでしょう。

□まとめ

今回は、「古い家を更地にする場合の費用」と、「更地にして売却した方が良いケース」をご紹介しました。
木造住宅の場合、一般的に更地にする費用は100万円ほどですが、この価格は住宅により変動することを覚えておきましょう。
また、更地にした方が高く売却できると思った場合は、不動産業者に相談してみましょう。
不動産売却でお困りの方はぜひ当社にご相談ください。