親から土地をもらう際に必要な手続きとは?相続する際のポイントもご紹介します!

「土地の相続って何をすればいいのだろうか」「土地の相続に必要な手続きって何だろう」親からの土地の相続に関して、このような悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
今回は、そのような悩みをお持ちの方に向けて、親から土地をもらう際の手続きの流れと相続する際のポイントについてご紹介します。

□土地をもらう際の手続きについてご紹介します!

親から土地をもらう方法として、生前贈与があります。
ここでは、生前贈与の際の手続きの流れをご紹介します。

まずは、物件調査をします。
贈与する土地の所有者等の権利関係がどうなっているかを把握するためにも、贈与対象である物件の登記事項の状況を調べなければいけません。
法務局で登記事項証明書をもらい、調査しましょう。

2つ目は、生前贈与の検討をします。
生前贈与を選択した方が良いのか、メリットとデメリットを比較します。
相続案件において経験がある税理士や司法書士、弁護士に相談すると判断しやすいため、一度相談しておきましょう。

3つ目は、贈与契約書を作ります。
生前贈与にすると決定した場合は、税務署等に対しての贈与の証拠でもある贈与契約書が必要になるため、作成を行いましょう。

4つ目は、書類収集と登記申請を行います。
必要な書類を集め、法務局へ登記申請を行います。

5つ目は、贈与税の申告を行います。
自分以外の人から財産を譲ってもらい、その贈与が1年間で基礎控除の110万円を超えていた場合、贈与税を支払わなければいけません。
贈与税の申告期限は、贈与を受けた年の翌年である2月1日から3月15日までであることに気をつけましょう。

□土地を相続する際のポイントとは?

土地を相続する際のポイントは、主に3つに分けられます。
1つ目は、親が元気なうちに相続の話し合いをすることです。
親が病気になってしまったり、判断能力が無くなってしまったあとは土地の生前贈与をする相続対策はできません。
親が元気であるうちにしっかりと話し合いましょう。

2つ目は、節税ばかり対策しすぎないことです。
相続対策と言うと、相続税に焦点を当てた対策をされる方が多いですが、税よりも相続発生後に相続する人間同士で、トラブルが起きやすいです。
そのため、節税だけでなく、遺産の分け方についてもしっかり考えて対策しましょう。

3つ目は、相続した土地が不要だった場合は、相続放棄を検討することです。
田舎のあまり目立たない場所の土地を相続し、どうすれば良いかといった相談が意外と多くあります。
そのような土地の場合は、まず不動産会社に相談しましょう。

それでもだめだった場合、相続放棄を検討します。
相続放棄は、費用が100万円ほどかかりますが、不要な土地を所持する義務がなくなります。

□まとめ

今回は、親から土地をもらう際の手続きの流れと相続する際のポイントについてご紹介しました。
土地を相続する際は、まずは親としっかり話し合うことが大事です。
親から相続した土地をどうしようかお困りの方は、ぜひ当社にお気軽にご連絡ください。