実家をリノベーションするべき?おすすめする理由をご紹介!

思い出がありいつまでも残しておきたい実家。
しかし、数十年も経てば老朽化は避けられないものです。
そんな時におすすめしたいのが実家のリノベーションです。
実は実家のリノベーションするメリットはたくさんあります。
そこで今回は実家のリノベーションがおすすめの理由や押さえるべきポイントをご紹介します。

□実家のリノベーションで押さえるべきこと


おすすめする理由を紹介する前に、実家のリノベーションで考えておきたいポイントについてご紹介します。

*実家の耐久性

実家の築年数が深い場合は、建物の内部がかなり劣化している場合があります。
大金を注ぎ込みリノベーションをしたとしても、建物自体が老朽化していると、災害が起きた場合に建物が崩壊してもおかしくありません。
したがって、実家をリフォームする前には必ず屋根裏、床下などを点検して、老朽化が激しい場合は補修しておきましょう。

*暮らしやすさを重視する

実家をバリアフリーにすれば、両親も暮らしやすくなります。
階段の段差をなくしたり、トイレや浴室の扉を引き戸にしたり、車椅子でも移動しやすくしたりできる間取りになるようにリノベーションします。
今は両親が健全だとしても、バリアフリー化することで、快適な家になりますね。

さらに暮らしやすい家にするために実家の機能性をアップさせます。
断熱材を設置すると、家の温度を保つだけでなく、光熱費まで抑えられます。
家の機能性を上げることで、より快適で暮らしやすくなるでしょう。

*将来を考慮したリノベーションに

リノベーションする際に家族ときちんと話し合い、実家に重要なことを確認します。
具体的には、暮らす期間や将来的な介護施設の利用、二世帯同居、相続などです。
精密に話し合うことでリノベーション時の無駄を省けます。

□実家リノベーションをおすすめする理由

・建て替えよりは安価

実家を取り壊さないで済み、リノベーションだと建て替えより費用が抑えられます。
またリノベーションは予算や工事の範囲に応じて柔軟にカスタマイズできます。
内装の一部や浴槽の浴室だけといった部分的にリノベーションすることで、予算も組みやすいでしょう。

・思い出を保存できる

実家は長年住んでいるのが基本なので、家族や友達とのたくさんの思い出詰まっているかけがえのない場所です。
リノベーションを行う際に実家の建物の一部を残しておけば、思い出の場所が保存されます。
子どもがいる場合は慣れ親しんだ街で子育することで、地元のコミュニティなどにも参加しやすいです。

・相続のしやすさ

両親が亡くなった時、実家をイノベーションしていると有利に相続できます。
不動産の相続税は相続時評価額から算出されるのですが、相続人が両親と同居して生活を相互扶助している場合は、小規模住宅等の特例の対象となり、330平方メートルまでの土地の評価を80%減らせます。

□まとめ

実家のリノベーションをする際は家の状態や暮らしやすさ、さらに将来のことまで考えてから実行すると、素敵なリノベーションを実現できます。
実家のリノベーションは建て替えよりは安く済み、実家の一部をそのままにすることで思い出に残せますし、相続の点に関してもメリットがあるのでおすすめです。

実家のリノベーションを検討の方で、相続についてお悩みの方は当社までお気軽にご相談ください。